地域の医療と看護師

地域の医療が崩壊しつつある日本ですが、以前までは世界一効率のよい医療システムとまで評価されていた日本の医療は、今では病院が閉鎖したり、診療を停止したり、地域の医療が縮小し破滅しつつあると言われる状態です。

そうなってくると、地域に住んでいる人々は不安を感じずにはいられなくなります。

そんな世界的に認められていた日本の医療が、なぜ崩壊への道をたどっているのかと言いますと、その最大の理由は、医師を確保するのが難しい時代になったからです。

これは地方に限ったことで、首都圏などでは地方みたいに崩壊する事は今のところありませんが、医師が地方から都市に集中してしまったことで、医師不足となっているのです。

また、交通の便が良いとは言えない地方では、通院に1時間かかるというのはザラでして、救急搬送も時間がかかるため、受け入れを制限するしかなく、特に救急医療に大きな影響を与えており、助けられる命が亡くなってしまうなど、社会問題となっています。

そこで私が考えるのは、看護師の存在なのですが、大きな役割をはたすことが出来ると考えています。

常日頃から地域の方々の健康に気を配り、年齢関係なく看護が手がけられる看護師だからこそ、地域の生活に密着した健康管理ができ、予防が出来ると思います。

そんな看護の力を実際に証明しているのが長野県でして、男性に関しては全国で一番平均寿命が長く、高齢者になっても元気に生活しているわけですが、その大きな要因は保険師なのです。

地域の保健活動

知っている方もいるかもしれませんが、長野県と言うのは地域の保健活動に積極的に取り組んでおり、保険師を中心にして、生活指導や栄養指導を行っています。

具体的には、公民館などで講習会を開いて、公衆衛生情報を教えたり、脳卒中を予防する方法や兆候について説明したり、きめ細かい対応をしています。

今後は、このような保健活動だけでなく、看護診断によって治療法や処方箋を出せるような時代が来ると思いますし、医師不足を解消する事が出来るようになると思っていますが、法律を改善しないとなりませんので、時間が掛かりそうです。

今すぐにでも出来る事ですから、直ぐにでも動きだして欲しいと思うのですが、これは高い専門性を必要としますので、看護師としてのスキルを高めなくてはなりません。

また、治療や処方箋を看護師の責任のもとに指示する事が出来るようになるわけですが、その責任は全て看護師にあるので、遣り甲斐はあるでしょうが、覚悟も必要です。

私たちは、少子化や高齢化など、様々な問題と立ち向かい、アイディアを出しながら、健康を保って行かなくてはなりません。